今時の便利家電には幾つか種類がありますが、今日はロボット掃除機のお話。
ロボット掃除機を購入すると、部屋が綺麗になりますよ。
……但し根気があれば。
ロボット掃除機は根性なし
ロボット掃除機が出てきてもう20年ぐらいは経ったでしょうか。
私は10年ぐらい前にも一度ロボット掃除機を購入したことがありますが、衝突して方向転換するぐらいしか機能がなく、パワーもなかったのですぐ部屋の隅で行き倒れていました。
また、電池切れで机の下とかで行き倒れていたりして、探し回らないといけなかったり正直任せられるレベルではなかったです。
それから1年ほどでバッテリーが半減して起動時間が短くなり、最終的には動かなくなり廃棄となりました。
それからどの位進化したのかという興味もあって再び購入してみました。
ロボット掃除機は根性なしということは前回で学んでいたのでコストは抑えつつなるべく走破性の高いモデルを選びました。
結果、ちょっとした段差も登るし、落ちる段差は避けたり、動き方も多少マシになって進化は感じられました。(拍手)
ただ、やっぱり段差で引っかかったり、エプロン紐を巻き込んで止まったり、椅子の足に閉じ込められて出られなくなったり、敷物をめくり上げて乗っかって動けなくなったり……根性なしでした。(酷いw)
これは今回購入したのが1万円台の低価格モデルだからかもしれません。
10万円前後の高価格モデルだとレーザーとか2眼センサーとかで周囲の環境をより正確に把握して、色々回避できるようになってきているようです。
ただ、それでも完璧ではないのでマシになるだけのようですが。
ここはコストと性能のバランスをどう考えるかですね。
また、導入に関してはそれ以前に何に価値を求めるか次第です。
一つは時給単価で考えて時間短縮で元が取れるレベルなら導入。
別の考え方ではロボット掃除機が動く環境とすることで家庭が綺麗・安全になる。(今回の私ですね)
更に別の考え方では掃除機をかけるのも良い運動や感性を磨くことになるので導入しないなどなど、何に価値を求めるかですね。
ロボット掃除機のために部屋が綺麗になる
今回は技術の進歩に対する興味半分、ロボット掃除機が安全に活動できるように部屋を改善するのが半分。
皆さんに対してはだいたい、使うためにはこれくらいは覚悟した方が良いですよという例になります。
我が家に限れば、子供が生まれたので赤ちゃんが動き回る環境をどうせ整備しないといけませんし、ついでです。
まずは段差の解消。
1cm程度なら大丈夫(説明書によると12mm)ですが、それ以上となると衝突センサーで壁と判断して方向転換します。
または落ちたら帰ってこれなくなります。
赤ちゃんがハイハイすることを考えてもスロープをつけたいところ。
安全性を重視して柔らかいものを探したらちゃんとありました。
ルンバでは登ってくれたとのコメントもあり採用。
今の世の中、考えることは皆同じで、大体の事は他の人が経験してネットにアップしてくれています。
畳の高さがあるのでスロープをつけても敷居の部分が段差または溝になってしまいます。
一応ロボット掃除機を動かしてみたらパワフルな機種なので何とか走破してくれるのですが、安定しません。
また、赤ちゃんの事を考えると危ないと考え、取り外し可能な埋め木みたいなものを作りました。
他にもとにかく地面に物を置くのは禁止。(ロボット掃除機が引っ掛かったり、吸い込んだり)
家具も綺麗に揃えて邪魔にならないように。(通れなかったり、ぐるぐる回ったり)
ピロピロとエプロンや紐が垂れ下がらないように。(絡まってエラー)
マット類は固定などなど……(めくれて乗り上げてエラー)
ロボット掃除機を稼働させては引っ掛かる部分を改善していきます。
その結果、家の中が綺麗に整頓されていくという……
掃除を楽するためにロボット掃除機を購入して、ロボット掃除機を動かすために人間が部屋を片付けていくという謎現象。
何してんの!?という感じですが結果的に家の中が整理整頓され、安全になりました。
これで赤ちゃんの移動や悪戯にもだいぶ対応出来るようになります。
消耗品の費用をどう考えるか
繰り返し改善を進めて満足できるところまで来ましたが、その途中で気がついたことがブラシの毛がかなり抜ける。
端を掃いて掻き込む長い毛のサイドブラシがあるじゃないですか。
あれがやたらと抜け落ちてどんどん無くなっていく。(早すぎて吃驚するぐらい)
一応Amazonでサイドブラシは販売(3個¥1100位)しているので買っても良いかもしれません。
交換部品としてはメインブラシとフィルターも同じ時間で交換らしい。
でも、見た感じこちらはAmazonでもメーカーサイトでも売ってない。
メーカーにメールを送ったら販売ページのURLを教えてくれたけど、購入ボタンがない、海外から送料が掛かりそうなど国内メーカーと違って面倒臭そうです。
購入前に消耗品もAmazonで手軽に手に入るか先に確認した方が良いですね。
それ以外にもバッテリーの寿命がありますから、毎日使っているなら数年で買い替えなくてはならないでしょうね。
バッテリーは高価ですし、他の消耗品のサポート状態からも厳しいかなと。
バッテリが死んだ時に本体ごと買い替えするかどうか思案といったところでしょうか。
購入時には消耗品の入手性と手間とランニングコストも検討しましょう。
結果
一通り稼働するようになって家を空ける時にちゃんと活用していますし、たまに鈍臭い時も愛嬌と思えています。
私は今回の家の改造で購入目的を達成したので、壊れたら面白そうな技術が出てくるまでまた様子見するかもしれません。
掃除する時間、運動にもなりますし嫌いじゃないので。
ロボット掃除機一つ取っても導入してから有効に活用して、更に継続するにはそれなりに色々考えることが必要ですね。
また、技術の進歩を少し実体験として感じておくのも良いと思います。
知識を磨いて豊かに生きましょう。
ではまた。( ̄▽ ̄)/
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