人体の60〜70%ぐらいは水と言われていますように、私達が生きていく上で不可欠な水。
毎日飲む水を安全にそして美味しくいただきたいものです。
今日は美味しい水のお話。
皆さんの普段飲んでいる水はなんでしょう。
水道水?ミネラルウォーター?井戸水?
ミネラルウォーターならそのままで良いかもしれません。
まあ、日本人には硬水は合っていないかもしれないのですが、今日はその話はまたいつか。
水道水の実態
水道水も結構地域差があるようですが、日本の水質基準は決められていますので一応浄水場から出ている水は安全です。
お宅に届いている段階では知りませんが。
え?何言ってるのって?
だって、末端の水道まで管理されてませんもん。
例えば昔は施工し易いから鉛配管が使われていて古い家なら残っている可能性ありますし。
それにマンションとかなら一度貯水槽に溜めた後、各家庭に供給されていますよね。
タンクは定期的に業者が清掃されているとは思いますが、どのくらい汚れているんでしょうね。
極端な話、ネズミの死体とか入ってないでしょうね……とか。
少し脱線しますがマンションとかだと電動ポンプで一度屋上の貯水槽に水を上げているので停電とかになると水が出なくなったりします。
取り敢えず心配なら浄水器を付けてみる
まあ、そう言った場合でも日本の水道水には殺菌できるように塩素がちゃんと入っていますから健康に影響はしないらしいんですが、水質が悪いとより塩素を入れなくてはならないということでカルキ臭かったりします。
海外だと飲める水道水って少数派ですからね。
更に飲み易い軟水となるとほとんど無いんじゃないかな。
話を戻すと、日本の水道水は管理されているので比較的安全ですが、塩素消毒されているので肌の弱い人とかは負けちゃうことも。
それ以外にも色々心配だったり、臭くて飲めたもんじゃなかったら取り敢えず浄水器を付けましょう。
そんな大層なものじゃなくても大丈夫、蛇口につけるトレビーノとかで十分です。
カートリッジの種類と値段は様々ですが古いご家庭で気になる方は鉛も除去できるタイプを。
その前に鉛製管かどうかを市に確認した方が良いかもしれませんね。
一応普通に使う分には鉛中毒を起こすほどの量ではないということですが、やっぱりねぇ?
水質調査していると言っても末端の全家庭なんて当然やってませんし、長期間使用していない場合は飲み水に使うなとか市から説明があったりすると気になりますよね。
でも、鉛除去タイプはお高め、必要じゃない場合はワンランク下の塩素除去だけでも良いかなと思います。
しかし浄水器、実際使ってみるとだんだん水量が落ちてくるんですよ。
中空糸膜フィルターが詰まってくるんでしょうね。
一体何が詰まってるんでしょうね、「やっぱり何かあるんだなぁ」と思いつつちょっと怖いですね。
ということで取り敢えず浄水器をつけるのオススメします。
鉄瓶で沸かした水は甘い
またはカルキ抜きに一度10〜15分ヤカンの蓋を開けて沸騰させるのも手です。
温めると基本的に気体は溶解度が下がりますのでカルキを追い出せるんでしょうね。
念のための殺菌にもなります。塩素殺菌されているはずですががが。
赤ちゃん向けなどはとにかく一度火を通したものにした方が無難です。
因みにカルキ水を沸騰させると発がん性物質のトリハロメタンが発生するので蓋を開けて暫く沸騰させましょう。
トリハロメタン的には沸いてすぐの水が一番危ないです。
まあ、これも浄水器でカルキを抜いていたらあまり気にしなくてOKですけど。
カルキを抜いた水は当然殺菌作用が消えているので腐りやすく注意。
我が家では浄水器の水を更に鉄瓶で沸かしてます。
やり過ぎかもしれませんが浄水器通さないのは気持ち悪いので。
浄水器を通してカルキを取り除いているので必要がないといえば必要がないのですが。
それに鉄瓶で湯を沸かすと不思議なことに水が美味しくなるんですよ。
甘いと表現できるぐらい味がまろやかになります。
他にも水を入れておくだけで美味しくなる魔法の陶器とかも試してみましたが今のところ鉄瓶沸騰水が一番です。
理屈は今ひとつ分かっていないのですが、確実に味が変わっています。
浄水器を通した後なのでカルキが抜けた影響ではないと思う。
鉄分が適度に溶出すると味がマイルドになるのだろうか……?
おまけ
因みにアーユルヴェーダ的にもこの沸騰水は良いらしい。
ピッタ(火)を使ってカパ(水)を開放沸騰させるとヴァータ(風)の質が取り込まれるとかなんとか。
要するに蓋を開けて水を火で暫く沸騰させることが3要素のバランスを取るのだとか。
昔からの健康の知恵にも支持されているのは良いですね。
井戸水がどうなっているのか私は詳しくないのですが、水道水と同じで良いのかなぁ。
その土地土地で違うような気がするし、水質は当然地域ごとに異なるでしょうね。
ということでご自身で応用して下さいな。
ということで日々の生活に直結する水の安全と美味しさに関する知識でした。
アーユルベーダはあまり勉強していないので詳しくありませんが古い知恵も大切だと思います。
知識を磨いて豊かに生きましょう。
それではまた。( ̄▽ ̄)/
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