全自動ドラム型洗濯機は最適解か

生活の知恵
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家電製品で全自動ドラム型洗濯機が省力、省時間に良いということで色々話題になっています。
我が家でも妻の負担を減らすために色々頑張ってみました。
簡単にはいきませんでしたが、悩んだり試行錯誤の結果、最適解になったと思います。

全自動ドラム型洗濯機は洗濯から乾燥までできるので便利

色んなところで言われているようにドラム型の全自動洗濯機は本当に最後まで放っておけるようです。
最新モデルでは洗剤や柔軟剤の計量まで自動でできるので無駄も手間も更に省けます。

ついでに言うと、有機系の洗剤や柔軟剤はカビのエサに成り得ますので、入れ過ぎると勿体無いだけではなく悪影響が出ます。
つまり、洗濯機の裏がカビだらけになります。(怖いですね)
洗濯しているんだかカビを衣類に染み込ませているんだか分からなくなりますので、防げるなら有難いですね。

反面、縦型の場合は乾燥機能があっても衣類を完全に乾かすことはできないようです。
これは脱水後に衣類の絡まりを解くことができないので温風が出ても実質不可能ということです。
遠心力で輪っか状にくしゃくしゃになった濡れ衣類の塊、乾燥するわけないですよね。

構造上、ドラム型は重力で落下させるので衣類を解くことが可能なんですね。
妹の話でも手放せないとのことなのでちゃんと乾くみたいです。
干す作業自体ががなくなるのでかなり省力省時間になるそうで。

あとは自動で畳んで自動でタンスに入れてくれたら最高なんですが……
まあ、自動たたみ機自体は研究されているようですが、ランドロイドで仮価格185万円と高価ですし、開発元が破産したとかでまだ先になりそうです。

全自動ドラム型洗濯機は大きく、古い家では対応できない可能性がある

ということで我が家にも全自動ドラム型洗濯機を導入しようと業者の方を呼んで調べてみたら、置けないことが判明しました。(涙)
水栓の位置も厳しいし、置き場自体も狭くて厳しい。
水栓自体は工事で上の方に持ってくる手法もあるようですが、それも提案いただけないぐらいだったのでそもそも狭いのでしょう。
計算上は入るから大丈夫と思っていたのですが、やはり念のため確認してもらって正解は正解でした。

築20年以上のアパートで、洗濯機置き場として用意されているところ以外に設置するのは厳しい。
それでも全自動ドラム型洗濯機の良さを知ってしまった今となっては干す作業の労力を削ってあげたい
梅雨など雨の日の室内干しで発生するあの臭いを避けたい

今使っている洗濯機もまだ数年しか経っていないので入れ替えるのは勿体ないと思っていたところです。
これを活かしつつ乾燥だけできないだろうか?
その方が返って良くないだろうかと前向きに考えて更に調査しました。

我が家では小型の電気乾燥機を活用することにした

乾燥機について調べるとガスタイプと電気タイプがありました。
ガスタイプは乾太くんが有名ですね。
乾燥能力も高いのですが、なにぶんガス工事が必要ですし、元々狭くてドラム型洗濯機が置けないところに大きいものは置けません。
借家じゃなければお金をかけて改造すれば可能性ありますが、壁をいじるわけには行かぬ。
まあ、できたとしてもそこまでお金掛けるつもりもないですが。

電気タイプでも我が家の狭さではかなり置けるものが限られることが分かりました。
洗濯機の上に置けるようになんとかする手も考えましたが、妻は背が低いのです。
上に物を上げたり下げたりは苦痛なので却下
小型なら値段も安いし洗濯機の横に置けるもので吟味した結果こうなりました。

ALUMiS社製小型衣類乾燥機ASD-2.5TP(乾燥容量2.5kg)

決め手は国内メーカーで故障とか対応の悪さなどの口コミがなかったこと。
中国メーカー品は耐久性などに難があることが多かった。
トラブルにお金と時間を取られるのは避けたい。
大手家電メーカーが本当は安心だけど中々大きさが合わなかった。

設置で工夫したのは乾燥機の排気を風呂場の中に出すようにしたこと。
本当は外に出したいけど、借家では壁に穴開けれないですしね。
当たり前ですが、乾燥機の排気は湿度たっぷりの熱風ですからそのまま出すと壁紙とかベロベロになったり、冬場は結露してカビが生えたりするのが目に見えています。
因みにお風呂場の換気扇は家に呼吸をさせるためにも常時運転しています。(とても大切)

配管自体はアルミの蛇腹を鉄のジョイントで繋いで、心配なところには園芸用の金属棒で蛇腹内に骨を入れました。
でもまあ、アルミの蛇腹だけでも案外耐えてくれそうです。
一応我が家では鉄のジョイント部分だけは重いので突っかい棒をしました。

借家なので壁紙とかにダメージを与える釘とかテープとか一切なし。ちゃんとできました。

結果

小型乾燥機を使った妻の感想は……

  • 低い位置で使い易い。
  • バスタオルが天日干しより格段にふわふわになる。
  • 雨の日でも安心。
  • 衣類にダメージがありそう。

概ね好評ですが、洗濯魔人の妻としては衣類のダメージが気になるらしく、全部には使えないとのこと。
結局洗った後に干し方で分けるみたいで、ドラム型洗濯機のように洗濯から乾燥迄ボタン一つとは行かないけれど、我が家では結果オーライでした。

乾燥機のフィルター。一週間もすると衣類からマット状になるぐらい埃が出る。そら衣類痛むわ……

特に一番乾きにくいタオル類の肌触りが全然違うのは驚きでした。
天日干しで柔らかく仕上げるには何十回とパンパンとはためかせる必要があるそうで、それだけでも凄く助かるとのこと。
従来の洗濯機も使えるし、乾燥中にも次の洗濯も可能だし、値段も本体22,000円、配管1,500円ぐらいで済んだのも嬉しいですね。
因みに全自動ドラム型洗濯機は20万円前後……

古い家屋なのでドラム型洗濯機は置けませんでしたが、「人間困った時ほど知恵が出る」
制限がある時の方が良い結果が出たりするものです。
本当に必要なものを吟味し、可能な範囲で実現するとコストパフォーマンスが高いですよ。

知恵を絞り豊かに生きましょう。
ではまた。( ̄▽ ̄)/

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