英語を学ぶ価値

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5教科で習う外国語は普通英語だと思います。
というわけで英語に絞って外国語のお話。
でも、基本的な考え方は同じですけどね。

語学は100%役に立つ

学校の勉強は実生活にどのくらい役に立つのかというと、教養としてということを除けば実感としてあまりないのではないでしょうか。
数学なんて四則演算以上を実用する人ってかなり少ないのでは。
まあ、その教養が大切だということをこれまで言ってきましたが。

でも語学はその道に進むならほぼ100%そのまま使えます
例えば日本で生活するなら国語の漢字とか読解力とか実用しますよね。
英語という語学も英語圏で生活するならそのまま使えます。
勿論ネイティブはそんな言い方はしないとか細かいことはあったりしますが、そのまま使えることは使える。

逆に語学以外の教科ってそのまま全部使う道ってそれこそ学校や塾の先生ぐらいじゃないかなぁ。
大学とか専門に進むと学ぶことは更に増えますが、その後の実用という意味では更に減ってきます。
私の場合、化学を専門にして大学でも学びましたが、現在の仕事にどれだけ役に立っているかというと学んだ全部を使うなんてことはなく、1割ぐらいかなぁと感じます

学生さん、誰にも邪魔されずに勉強できるのは今のうちですよ。

勿論基礎知識としては役に立っているし、専門家として支えてくれている知識もあるかと思いますが、普通、学校で学んでそのまま仕事で使用する(通用する)割合はそんなものではないかと。
正直就職してからの方がその道の勉強量は多いです、当たり前ですけど。
そういう見方をすると英語ってコスパが高いなぁと思います。

英語は欧米人の思考を学ぶ行為

国語の話でも言いましたが、母国語はその人の思考そのものです。
そして、英語の語順は日本語とは異なります。
これは、当たり前ですが英語を母国語として使う人はその語順で喋るし、書くし、考えます

例えば英語だと、主語が来て、次に動詞で結論を言って、その後にそれを説明する様々な修飾語が来ます。
最初に言うことを決めないと喋り難い構造なのでキッパリした思考回路の人に成り易いでしょうね。
実際、欧米人は日本人よりもハッキリしている人が多いと思います。

また、使っている単語の意味は日本語と完全に重なることはなく、故に1対1ではありません。
本当に単語の意味を知ることはその単語に秘められたイメージを知ることだと思います。
感覚的に理解しないと本当の意味はわからないということですね。
母国語化と表現しても良いかもしれません。

単語のイメージを知るには、似た種類の本がありますが、例えばこれとか。

最終的には英語で考えて話すことが出来れば英語を理解したことになるのだと思います。
まあ、私はその域まで達していませんが。
コツとしては少なくとも前から順番に読んだり聞いたりして意味を理解出来るように訓練することです。
だって、英語を母国語としている人はそれで喋ったり聞いたりしているのですから。

世界の最新情報は英語で書いている

今はインターネットで調べ物をすれば9割のことは出てきます。
若い人にはわからないかもしれませんが、これは凄いことです。
ただ、最新情報の半分以上は恐らく英語です。

時間が経てば誰かが翻訳してくれたりして日本語の情報も増えてきますが、タイムリーに情報を取るとか、日本語にない情報を取るときには英語が読めることが必要になってきます。
ふた昔前ぐらいだと専門の知識はそれぞれの分野で最先端だった文献を読むためにドイツ語やフランス語が第二外国語に設定されていたりしましたが、今は殆ど英語で事足りると思います。

日本語を完璧に機械翻訳するのはまだまだ難しそうです。

よって、英語の論文や情報を読める程度には英語に習熟した方が良いと考えます。
今は機械翻訳もありますからハードルは昔より更に低い筈です。
ただ、残念ながら英語と日本語の翻訳は完璧ではありませんので変な訳になっていないことに気が付くことが出来る能力が必要です。
英語とフランス語とかならほぼ完璧なんですけどね、機械翻訳。

英会話にはほぼ日本の英語教育は役に立たないと思っていますが、英文を読むという意味では今の日本の英語教育でも役に立ちます。
優れているとは言いませんががが。(⌒-⌒; )

まとめ

英語は今の社会で価値のある情報を得ようとすると結構な確率で出会う英文を読むのに必要です。
また、突き詰めれば英語圏の人達の思考回路を理解する一助になるでしょう。
実用度という見方では英語の勉強は国語に次ぐコスパが良い教科と言えるかもしれません。

知識を磨いて豊かに生きましょう。
ではまた。( ̄▽ ̄)/

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